大阪は「緑」の開発で住宅地としての人気が劇的に上がる?
大阪と東京の街並みを比較して気が付いたこと。
それは、
「緑」
です。
先日東京でマンションや街並みを見る機会があり、大阪と比較してどこが違うのかをじっくりと確認することができました。
具体的に言うと「緑」というのが、大きなキーワードなのではないかと思います。
以前も大阪と東京について比較をさせていただきましたが、今回はより街並みをじっくりと見るができたので、以前よりハッキリと違いを感じることができました。
具体的に言えば、大阪にも「緑」はあるけど「立地」と「スケール」が違う。
大阪と東京を住む街として比較した場合、その点が大きな違いとなっているのではないかと思いました。
これから、大阪と東京の比較を行った上で、個人的な考えを述べさせていただきたいと思います。
東京「緑」の環境
大阪を始めとした近畿圏に住んでいる方は、東京と聞くと「都会」「人が多い」「高層ビル群」という印象をお持ちなのではないでしょうか?
確かにその通り、東京は高層ビル群が建ち並ぶ大都会です。
ですが少し街並みを確認してみると、実は「緑」が多い環境であることに気が付きます。
近畿圏との大きな違いで言うと、都市の中心部に広大な緑が配置されている点だと言えるでしょう。
新宿御苑
住所:東京都新宿区内藤町
新宿御苑は、皆様ご存じ「新宿」に位置します。
新宿と聞くと「大都会」のイメージをお持ちになるかと思いますが、実はこの様な圧倒的な緑が存在しています。
大阪であれば「梅田」、神戸であれば「三宮」に圧倒的な緑が位置している感覚だと言えるでしょう。
「プラウド新宿御苑エンパイア」
住所:東京都新宿区大京町
そんな圧倒的な緑を誇る新宿御苑の周辺にはいくつかのマンションが存在します。
「新宿御苑エンパイア」は、ご存じ野村不動産「PROUD」ブランドであり、新宿御苑を一望できるマンションとなっています。
新宿の摩天楼を望む眺望は、息を飲むものがあるでしょう。
個人的にいつかは住みたいと思えるマンションですね。
この他にも、新宿御苑の周辺には数多くのレジデンスが位置しています。
千鳥ケ淵
東京都千代田区、桜の名所として知られる「千鳥ケ淵」。
この周辺も都心とは思えない緑の環境が広がります。
「パークマンション千鳥ケ淵」
住所:東京都千代田区九段南
そんな千鳥ケ淵の周辺にも、いくつかのマンションが位置します。
パークマンション千鳥ケ淵は、正に「一等地」に位置する高級レジデンスとなっており、憧れのマンションと言っても過言ではありません。
都心に魅力的且つ圧倒的な緑が位置していると、この様な高級マンションが建設されるという良い見本なのではないでしょうか?
「番町パークハウス」
住所:東京都千代田区四番町
千鳥ケ淵から西側にもレジデンスが多く位置する環境が広がっています。
写真の番町パークハウスは、思わず「うわっ、凄い!」と声を出してしまいました(笑)
この周辺には数多くのブランドマンションが位置しており、高級感のある街並みを形成しています。
「地域がブランドとなっている」。
私にはその様なイメージに映りました。
広尾
広尾の周辺にも、緑を感じさせる環境が広がっています。
「広尾ガーデンヒルズ」
住所:東京都渋谷区広尾4丁目
あの有名なマンション、「広尾ガーデンヒルズ」も緑豊かな環境の中に位置しています。
現地に行くと、「なるほど~!」と人気があるのを納得しました。
街の品格を感じますね。
木場公園
住所:東京都江東区平野4丁目
東京では都心部から少し離れた所にも、大規模な公園が位置しています。
木場公園もその内の一つに辺ります。
写真上部の橋が印象的ですね。
「プラウドタワー木場公園」
「プラウドタワー清澄白河」
木場公園の近くでは、「PROUD」ブランドのタワーマンション2物件が建設されています。
都心へのアクセスが良く、「緑」がある場所の近くでは、住宅の需要があるということの裏返しなのかもしれません。
東京駅
東京駅から西側の皇居方面でも、やはり緑が広がっています。
また、東京駅前は整備が進められており、今まで以上に周囲と一体化される開発が進むようです。
都会の中心部でありながら、緑と調和した環境作りが上手だなと印象を持ちました。
東京の街の様子
東京スカイツリー周辺とお台場周辺から、東京の街並みを確認してきました。
「東京スカイツリー方面から東京駅方面の眺望」
ビルの密度が凄いですね。
梅田のビル群も密集していますが、東京の方が圧倒的にビルが多いように感じます。
「お台場からの眺望」
こちらからもビルの密度が凄いことが確認できます。
お台場周辺で感じたのは、こちらもやはり「緑」が整備されている点です。
写真からもわかるように、川の間の島にも緑が整備されています。
これはポイントですね。
大阪は緑の開発で更に人気に?
以上、ここまでは東京の街の様子を中心に書かせていただきました。
東京では大阪に比べると、「都心部」に「広大な緑」が広がっています。
その結果、緑が「街の品格」を生み、人の「憧れ」が生まれ、「高級住宅地」として発展する。
その様な好循環を生んでいると感じます。
一方の大阪に関してですが、現時点では東京程の緑が広がっているとは言えないかもしれません。
ですが、今後大阪を更に発展させるであろう大型開発が控えています。
それは「うめきた2期」。
うめきた2期では、都市が緑と融合した大型開発となることが予定されています。
※写真は「積水ハウス」の提案。
※写真は大阪府のものを参照しています。
この開発が成功すれば、「大阪に住みたい!」と憧れを持つ人が多くなり、住宅地としての人気も上昇していくのではないでしょうか。
大阪は今の時点でも大きな魅力のある街です。
これは私が強く感じています。
ですが、まだまだ大きく発展する可能性を秘めた街だとも思います。
緑の開発は一時的には効果が見えにくいかもしれませんが、街の品格を形成するという意味で効果が大きいと個人的には感じています。
大阪の未来の為にこれから計画されている大型開発が成功し、今まで以上に魅力溢れる大阪となることを期待したいと思います。