マンション購入日記⑤「これが値上がりするマンションの条件?」
マンション購入前にじっくり検討すると、思わぬ結果がもたらされることも?
これから我が家のマンション購入日記の第五弾「ドアを開けた瞬間、2割値上がりしたマンション」
について書かせていただきます。
私の購入したマンションは新築ということもあり、購入から入居までの期間が結構ありました。
待っている時間というのは長く感じるもので、インテリアや入居後の生活に思いを馳せながら入居を待ちわびる毎日。
それ以外にも、自分の購入したマンションが本当に正しかったのか、他にやっておくべき事は無かったのかといった疑問点。
そして、周囲の方から不動産購入について受けた相談。
あと何より自分がマンションに魅せられたということもあり「マンション研究」を今まで以上に深く行っていく事となりました。
そんな日々を長く送った後、とうとう「内覧会」の日が訪れます。
「内覧会」というのは入居に先立って、購入するマンションの確認をすることです。
具体的にはエントランス等の共用部、自分の部屋など専有部の確認を行います。
専有部については、不具合箇所(キズなど)を指摘し、後日「再内覧会」にて不具合箇所が治っているかの確認を行います。
入居時に不具合が無い様、事前に手直しするという訳ですね。
そんな内覧会で始めて我が家を目にする私。
一言で言うと「感動」しました。
それまでは図面でしか確認できなかった我が家。
実際に目の前に現れると、やはり違うものです。
事前に入念に調べた成果もあったのか、外観、部屋、眺望ともほぼ思った通りでした。
内覧会で数箇所不具合の指摘をした私は、後日再内覧会で不具合箇所を確認することに。
再内覧会では、指摘した不具合箇所は綺麗に治っていました。
※実はこの内覧会で少し失敗したのですが、それはまたの機会に書きます。
そして・・・。
とうとう入居の日が訪れます。
待ちに待った日。
本当に長かった。
ドアを開けて、真っさらな状態の部屋を見た時の感覚は、今も忘れることができません。
引越に関しても素早く段取りを組み、鍵の引渡しから数日も立たない内に引越を終わらせました。
※これにもコツがあります。
入居後、そのマンションで過ごす日常は、正に「幸せ」の一言。
眺望は良いし、移動や買い物も便利。
やはり自分にとっての「優先事項」をハッキリと決め、それが満たされているのがとても大きいのだと思います。
あと何よりも一番驚いたこと。
それは・・・。
私が購入したマンションの中古での流通価格です。
以前、マンションは「ドアを開けた瞬間、二割値段が下がる」とお話しましたが、私の購入したマンションは「ドアを開けた瞬間、二割値段が上がった」のです。
それは、「マンション市場の価格が上昇した」のが一番の要因なのですが、購入時に「マンション価格上昇の気配」を感じ取ったことがプラスになったなと思います。
やはり、しっかりと知識を持ってマンションを検討することはとても大切です。
そう実感しました。
この通り、我が家のマンション購入は紆余曲折がありながらも、何とか「プラス」とすることができたのではないかと思います。
ですが、「もっとこうしておけば良かった」「これが失敗した」という所も当然のことながらあります。
次はその辺りについて書いていきます。
次回が最終回となります。